■外貨建て金融商品の金利

外貨建て金融商品の アフィリエイト金利 続いて、各外貨建て金融商品の金利(利息)の発生のしくみを見てみましょう。米国に投資した場合を想定します。19年1月現在、米国の政策金利は5.25%です。                                                               平成19年1月更新  商品名 金利(利息)のFX発生のしくみ 金利(利息)  外貨預金  銀行が定める金利。よって同じ通貨でも銀行によって金利が異なる。  米ドル普通預金 2.2%  米ドル定期預金 4.4%(1ヶ月) (金利はソニー銀行) 外貨MMF  短期金融商品等の収益が利息になる。そのため、預金のように将来の利回りは確定しないため、変動金利といえる。  米ドルMMF    4.6% 外国債券   利付き債はマンスリーマンションクーポンが利息となる。半年に1度の割合で、額面に対して一定率の利子が支払われる。満期までクーポンは変わらないので固定金利といえる。  ゼロクーポン債は償還まで利息がないが、額面よりも割り引いた価格で販売されて、償還時に得られる償還差益が利息となる。  米国債       4.6% (残存期間1年9ヶ月) (購入単価99.59) (クーポン4.375%) 外債ファンド (毎月分配型)  毎月、定められた日に支払われる分売金が利息になる。分配金は債券の収益を充てるべきですが、安定した分配を維持するためにファンドによってはタコ足食いをしている懸念がある。  グロソブ      5.9% (グローバル・ソブリン・オープン) (毎月決算型) (基準価格8,100円 分配金40円) 証拠金取引  2国間の金利差がスワップ(利息)になる。例えば円でドルに投資する場合(ドル/円)、ドルの金利5.25%から円の金利0.25%を差し引くので、スワップは約5%になる。  ドル/円      5.0% (スワップ164円) (1ドル=121円)  まず、外貨預金ですが、元本保証だけあって金利が低いですね。米国政策金利の5.25%との乖離は銀行の見えない手数料ともいうべきでしょうか。この手数料は銀行の店舗、人件費などに消えていると思われます。提示している金利はソニー銀行のものになります。  外貨MMFは流動性が高いにもかかわらず、定期預金よりも金利が高いですね。外貨MMFの信託報酬は、0.7%〜1%と意外と高く、政策金利との乖離の原因のひとつでしょう。  外国債券は債券リスクがあるため、預金やMMFよりも金利が高くなるはずなのですが、現在、米国では長期金利が短期金利より低くなる逆転現象が起きているため、債券の利回りは低くなっています。長期債は将来の物価変動、短期金利の見通しに影響を受けます。  外債ファンドの金利は高いですね。5.9%ですか。信託報酬は約1.3%なので、これを考慮すると、7%以上の利回りになります。提示している金利はグローバル・ソブリン・オープンのものですが、このファンドのポートフォリオを見ると、資産組入は米国が約27%、ユーロが約38%となっており、これで7%の利回りを維持できてるのが不思議です。よほど債券売買をうまくこなしているのでしょうか。  証拠金取引の金利(スワップ)は2国間の金利差になります。ここでいう金利差の金利は通常、政策金利を指すのですが、実際には短期金融市場の金利差がスワップになります。短期金融市場は需要(資金を調達したい)と供給(資金を貸したい)で金利が決まるので、政策金利のように金利が一定しません。日々のスワップが一定しないのは、この短期金融市場の金利の変化と、為替レートの変化によるものです。ちなみに、この短期金融市場の金利は特殊事情により大きく変動することがあります。例えば、欧米をはじめとする海外の銀行や多くの企業は、6月末が決算(中間決算)であることから6月末には資金の需要が増え、普段よりもスワップが大きくなります。(参考例 6月29日のスワップ)  このような特殊事情がある日に、スワップが通常と変わらない場合、その業者にピンハネされている可能性があります。